桜丘高校とは、三重県伊賀市にある併設型中高一貫私立学校です。
学生寮があり、入学生の募集は寮生と通学生に分けて募集しています。
今回はそんな桜丘高校の評判を調査しました。
桜丘高校とは
桜丘高校では高校2年生からコース選択があり、難関国立大学を目指す「国公立コース」、早慶・私大医学部・GMARCH・関関同立などを目指す「難関私大コース」に分かれます。
中高6年間でみっちり医学部受験に備えられる「医進メディカルスクール」も定評があります。
東京大学、慶応義塾大学、東京医科歯科大学・医学部などへの進路実績があります。
そうした整った教育環境だけではなく、いじめや不登校の問題を抱えた生徒も受け入れており、全国から転入者を希望する方も多いです。
桜丘高校が「やばい」との声はなぜ?
桜丘高校は現在では通学生も募集していますが、かつては全寮制の学校でした。
現在でも寮教育に力を入れている様子で、寮生活を通じて「自立」と「社会性」を育む教育を行っています。
しかし、その寮生活のルールの厳しさから不満の声が上がっている様子でした。
・総合評価
楽しくないです。どこから言えばいいかわかりません。
寮生なのですが、ルールがきつく、団体行動が基本なので1人でも遅れるとずっと待たされて、それがすごく時間の無駄と感じられてとても嫌です。
この学校に入る人は、かなり時間とメンタルを削られることを覚悟してください。
ここを見てくださっている方々へ。
学校生活は生徒が主人公です。
実際に生徒がどう思っているかが最も重要な意見で、それを一番知りたいはずです。
教師や保護者ではなく、生徒の意見を参考にしてください。
よろしくお願いします。
・校則
寮のルールで散髪に行く時は制服で行かなければなりません。制服で散髪に行かなければならない学校が他にありますか?
先生たちはうるさい生徒たちを注意してくれず、助けてくれません。
・いじめの少なさ
いじめについてはわかりませんが、馴染めなくて学校をやめる人は本当に多いですよ。他の学校だったらありえない多さです。
・部活
部活によります。放送部はかなりすごいらしいですね。
すみませんが運動部は顧問の先生たちが担任するクラスのことばかり気にしていてほとんど顔を出さないです。
生徒は問題が起きても自分で何とかしなければなりません。
・進学実績
進学実績については、他人のことなので詳しくはわかりません。ただ授業の状態から希望が叶いやすいとは決して言えないでしょう。
授業とは関係のない話をする教師がいっぱいいて授業になってないですから。
あと、生徒の好き嫌いも激しいです。
嫌われた生徒は質問に答えてもらえないので自分で何とかするしかありません。
学習環境が整っていない状態で良い実績があるとはとても思えません。
・施設・設備
体育館自体は普通ですが、トイレは掃除されていません。図書館はありますがなぜか本を読んではいけません。
理由は教えてもらえませんでした。
・制服
制服は普通です。他の学校とそんなに変わりません。
・イベント
一部の生徒が舞台に立つだけです。
・入試に関する情報
高校への志望動機
勉強もスポーツもイベントも充実していると聞かされたからです。青春できると思ったからです。
(引用:みんなの高校 三重)
・進路に関する情報
進学先の大学名・学部名、業界名・企業名
今はまだ考えられません。
具体的には、「寮では団体行動が基本なので1人でも遅れるとずっと待たされる。」、「寮のルールで散髪に行く時は制服で行かなければならない。」、「寮内では先輩の言うことは絶対。」、「年功序列でめっちゃ権力差がある。」といった口コミがありました。
一方で、「仲良くなれば普通の高校とは違いずっと一緒にいれるのでケタ違いに仲良くなれる。」、「北海道出身や、九州出身、もちろん、関西出身の人もいる。全国に友達ができるのはきっとここだけだろう。」という口コミもあります。
寮に馴染めた学生と馴染めなかった学生では意見が大きく異なるようなので、寮生活に不満を持った学生から「やばい」との声が上がっているのではないでしょうか。
桜丘高校は1966年に開校されており、過去の校名はスパルタのように厳しいと有名な日生学園高等学校、日生学園第一高等学校です。
全てではないにしても桜丘高校の厳しさは日生学園から引き継がれたとも言えるでしょう。
日生学園に関しては刑務所学校と言っている人がいるくらい厳しかったようです。
こちらの記事にもまとめていますので気になる方はご覧ください。
桜丘高校の進学実績
桜丘高校の進学実績は良く、東大・京大をはじめとする超難関大学にも合格実績があります。
厳しさに関しては賛否あるかもしれませんが、それだけ勉強に打ち込める環境が整っていると言えるのではないでしょうか。
桜丘高校の良い口コミ1:学習環境が整っている
桜丘高校では大学受験に向けた長期的な学習プログラムが実践されています。
クラスはAクラス、Bクラス、Cクラスと学力に応じて分けられます。
テストごとにクラスの異動もできるので、やる気次第で上のクラスに異動することが可能です。
先生も熱心な先生が多く、授業以外にも夜間に補講が開催されたり、難関大学の受験を目指している生徒のために外部から講師を呼び対策をしたりしています。
また、「志望校に応じて異なる学習カリキュラムを組んでくれるので、各大学の特徴を見極めて効率的に学習することができる。」との口コミもありました。
推薦枠も多く持っているので推薦で進学する生徒も多いのですが、「推薦入試の生徒と一般入試の生徒でクラス分けをしているのであまりストレスを受けずに受験期を過ごすことができた。」との口コミもあり、学校側の生徒に対する配慮が見受けられます。
学習環境は整えられているので、努力次第で大学進学の幅を広げることができ、毎年難関大学に合格する生徒が何人もいます。
桜丘高校の良い口コミ2:多彩なクラブ・サークル活動
桜丘高校では多彩なクラブやサークルが活動しています。
特に文化部が活躍しており、その中でも放送部とクイズ研究部は有名です。
放送部は全国大会の常連クラブです。
2018年度NHK全国大会優勝も経験しており、毎日の校内放送だけでなく地元放送局にも出演しています。
クイズ研究部も有名で、全国高校生クイズ選手権大会2017年、2018年優勝と大会連覇の実績があります。
口コミでも放送部とクイズ研究部の口コミが多いことからその活躍ぶりがうかがえます。
放送部については「この高校のシンボルと言っていいでしょう。」といった口コミもありました。
その他にもハンドベル部は第43回ヘンドベルフェスティバル出場、合唱部は第59回三重県合唱コンクール金賞と文化部の活躍が目立ちます。
サッカー部やゴルフ部、剣道部といった運動部もあり、また、バイオサイエンス部やロボットアプリ研究部など他の学校にはあまりないクラブもあるので自分に合ったクラブやサークルを見付けることができます。
桜丘高校はどんな人に向いている?
桜丘高校はチャレンジしたい人に向いています。
難関国公立大学や難関私立大学を目指すことができ、クラブやサークル活動も充実しています。
「知性と自立」が学校の基本原理でもあり、自立して様々な分野にチャレンジしたい人に向いていると言えるでしょう。