今回は中古のフォルクスワーゲンが安い理由について調査しました。
中古のフォルクスワーゲン(Volkswagen)が安い理由
中古のフォルクスワーゲンが安い理由は「人気があまり高くない」「燃費が悪い」が原因だと考えられます。
安い理由1:人気が高くない
現代の日本においては、フォルクスワーゲンに限らず外国産の自動車、すなわち外車の人気がそもそも高くありません。理由は様々考えられますが、大きな原因であると考えられるのはやはり修繕費の高さと言えるでしょう。
日々の運転で消耗したり、または不慮の事故などで破損してしまった時など、部品の交換をすることが多々あると思います。日本車の場合、ディーラーに持って行くと壊れた部品などの交換は容易に行うことができますが、外車はその部品を外国から輸入しなければならないことがあります。
部品の輸入は時間がかかるだけでなく、金額も高くなってしまいます。
日本車の修理と比較した場合、外車の修理の方が高価になりがちです。
安い理由2:燃費が悪い
さらにフォルクスワーゲンは、燃費もあまりよくはありません。
自動車の平均実燃費がおよそ20km/Lを超える現代において、フォルクスワーゲンの自動車はおよそ9〜16km/L程度しか実燃費がなく、燃費としては悪い部類に含まれてしまいます。
燃費の良さを重視する日本においては、人気を失う大きな原因になってしまうでしょう。
このように、フォルクスワーゲンは日本においてはあまり高い支持を得られず、顧客の需要よりもフォルクスワーゲンの中古の供給の方が多くなってしまい、中古の価格が落ちたと考えられます。
中古のフォルクスワーゲンの悪い口コミ
フォルクスワーゲンは、外車ならではのネガティブな口コミがいくつか見られました。
例えば、かなり繊細な運転が必要だ、といったコメントがありました。「エンジンにバルブが詰まりやすく、添加剤を入れる必要があったり、クラッチを痛めないように半クラや急発進に気をつける必要があったりするなど、結構センシティブで面倒くさい車です」と話すユーザーもいます。
また、日本車と比較すると故障が多いと感じる方が多いようです。足回り付近の故障やオイル漏れ、さらにはウォーターポンプの故障などが多発しがちで、フォルクスワーゲンの所有者が困惑してるコメントをいくつか見つけました。中には、非常に高価なバッテリーの故障を恐れてアイドリングストップ機能をOFFにしてバッテリーの負荷を減らしている方すらいました。
フォルクスワーゲンは、タフで壊れにくい日本車に乗り慣れている方が乗ると様々な不自由を感じることが多いかもしれません。
フォルクスワーゲンの良い口コミ
続いて、フォルクスワーゲンの良かった点についても見ていきましょう。
フォルクスワーゲンは、その走行性能の良さが高く評価されています。排気量の割には加速性能がよく、外車の特徴ともいえる高速運転時の安定性も兼ね備えています。
長距離運転時の疲れも緩和され、より疲れを感じずに遠くへ運転できるような車になっています。
実際に、フォルクスワーゲンの所有者も「剛性、安定性、安全性、快適性共にバランスよく高く満足できるレベルで、万人受けにもなりうる可能性を持った車だ」とコメントを寄せています。
さらにフォルクスワーゲンは、安全面においても高評価を受けています。
フォルクスワーゲンは自動運転等の装備が充実していて、加速から停止、再加速までの一連の流れを自動車が行ってくれます。事故を防ぐ設備が豊富にあります。
このように、フォルクスワーゲンは様々な点からドライバーに支持を得ています。
中古のフォルクスワーゲンはどんな人に向いている?
最後に、中古のフォルクスワーゲンが向いている人についてです。それはずばり「フォルクスワーゲンの維持費の高さを理解した上で、走行性能に長けた自動車が欲しい人」でしょう。
フォルクスワーゲンは上述の通り、故障のしやすさや燃費の悪さなどによって維持費が高くつきやすい傾向にあります。
しかし、フォルクスワーゲンは安全設備がしっかりしていたり、走行性能が高い評価を受けていたりと、外車ならではの魅力がたくさんあります。
もし外車に興味がありましたら、フォルクスワーゲンを選択肢の1つに加えてみるのもいいかもしれません。