今回は、津田塾大学の評判について調査しました。
津田塾大学とは
津田塾大学(つだじゅくだいがく)は、東京都小平市に本部を置く、日本の私立女子大学です。
創立が1900年、大学設置が1948年と歴史が古く、津田梅子が設立した女子英学塾が前身です。
津田梅子の教育方針に沿って、現在も少人数教育を重視しており、学生の主体性を重んじて校歌、校章、校旗を敢えて持っていない大学です。
津田塾大学の偏差値は学芸学部は56〜66、総合政策学部は65〜68です。
津田塾大学では、キリスト教精神に則って、女性に幅広い教養と高度な専門的学術を教授し、国際的視野を備え、さまざまな地球的課題に対してイニシアティブを発揮して、地域社会と国際社会の双方に貢献できるオールラウンドな女性を育成を目指しています。
津田塾大学はお嬢様学校?
津田塾大学は『お嬢様学校』という噂がありますが、噂が本当なのか調査しました。
4年制大学でかかる費用の平均は以下の通りです。(2019年参考)
国立大学
- 入学金:28万2,000円
- 初年度授業料:53万5,800円
- 4年間でかかる学費:242万5,200円
公立大学
- 入学金:39万2,391円
- 初年度授業料:53万8,734円
- 4年間でかかる学費;254万7,327円
私立大学
- 入学金:24万9,985円
- 初年度授業料:90万4,146円
- 4年間でかかる学費:386万6,569円
4年間の学費は国立大学と公立大学より私立大学のほうが100万円以上多くかかります。
大学や学部によっては、学年により授業料が上がったり、実習費や施設設備費を徴収する学部・学科もあります。
津田塾大学の初年度納入金(2023年度参考)は、1番学費の高いのは数学科、情報科学科で以下の通りです。
◯ 初年度
- 入学金:200,000円
- 授業料:830,000円
- 施設設備費:280,000円
- 合計: 1,310,000円
○ 2年次
- 授業料:840,000円
- 施設設備費:283,000円
- 合計:1,123,000円
○ 3年次
- 授業料:850,000円
- 施設設備費:286,000円
- 合計:1,136,000円
○ 4年次
- 授業料:860,000円
- 施設設備費:289,000円
- 合計:1,149,000円
4年間総額費用=4,718,000円が必要です。
その他にも、教材費やパソコン代、実習費なども都度必要な費用があります。
大学生では、寮や下宿する方も多いので多くの費用がかかります。
津田塾大学の学費は、私立大学の平均よりも高く、お嬢様が多い可能性が高いですね。
津田塾大学が「恥ずかしい」との声はなぜ?
津田塾大学が「恥ずかしい」との声がありますが、なぜ『恥ずかしい』と言われているのか考察しました。
大学名に人名が使われているため
津田塾大学は、津田梅子が設立した女子英学塾を前身としています。
その後、1948年 に津田梅子の名前を取り 津田塾大学に変更されています。
大学名を変更する際に、設立者の名前を入れていることを一部で『恥ずかしい』と考える方がいると考察しました。
偏差値が急激に低下しているため
津田塾大学の入学難易度は偏差値が74(1992年当時)から 65(2023年)と9ポイント低下したとされており、「日本の歴史上、最も急速に偏差値が降下した大学」と言われるほど、偏差値が急激に低下しています。
偏差値が低下していることにより、『恥ずかしい』と言われていると考察しました。
偏差値低下の理由として、2000年代初頭より受験生の共学志向が高まり、女子大に魅力を感じなくなったことが主な要因とされています。
しかし、『恥ずかしい』と言われるような低い偏差値ではなく、現在もレベルの高い大学ですね。
津田塾大学の良い口コミ1:学業に専念できる環境が整っている
津田塾大学では、個性を重んじ、少人数教育を貫いているため質問や相談に丁寧に対応してくれます。
一人ひとりに目の行き届く教育体制によって確かな基礎学力と高度な専門性を身につけます。
学生と教員の距離が近く、アットホームな雰囲気の中で学習できて、発表や議論を中心として授業が進められることが多いので、主体性が身につき、自分の考えを伝え、相手の意見を聞くなかで、表現力やコミュニケーション力も磨くことができるという口コミがありました。
英語や政策学などの文系科目に加え、データサイエンスというものも必修として学ぶので、将来に役立つ知識を総合的に身につけることができます。
幅広いジャンルで開講されている授業から興味や関心のあるものを学ぶことができるのも魅力的ですね!
津田塾大学の良い口コミ2:就職率が良く、サポートが手厚い
津田塾大学の就職率は、97.0%(2022年度)と高くなっています。
進路・就職支援は、小規模校ならではのきめ細やかなサポートと、教員職員はもちろん、進路を決めた4年生や社会で活躍するOGを含めて大学全体が一丸となって行うのが特長です。
学生生活課では主に外務省、文部科学省、経済産業省、厚生労働省、東京都庁、地方自治体などの官公庁のほか、民間企業からの各種インターンシップを紹介しています。
大手企業に就職する人も数多く、女性に特化した求人がくるため、企業を探しやすいというメリットがあるという口コミが多数ありました。
就職説明会やキャリアセミナー、面接練習なども頻繁に行われ、就職相談室も充実しています。
語学を専門的に学び、自分の関心や興味のある分野を学ぶことができるので、専門的な知識を持った生徒が多いため、就職率も高くなっているようですね!