今回は、東京家政大学の評判について調査しました。
東京家政大学とは
東京家政大学(とうきょうかせいだいがく)は、1881年創立、1949年大学設置され、東京都板橋区加賀1-18-1に本部を置く日本の私立の女子大学です。
大学の略称は東京家政大、家政大と呼ばれています。
東京家政大学には、4学部12学科あり、偏差値は、人文学部は49〜68、健康科学部は50〜58、家政学部は49〜62、子ども支援学部は52〜58、栄養学部は64〜70、児童学は55〜63で学部によってばらつきがあります。
東京家政大学では、「自主自律」の道を歩むことができ、「愛情・勤勉・聡明」を実践できる人材を育成することを目的としています。
東京家政大学はお嬢様学校?
東京家政大学は『お嬢様学校』という噂がありますが、噂が本当なのか調査しました。
4年制大学でかかる費用の平均は以下の通りです。(2019年参考)
国立大学
- 入学金 28万2,000円
- 初年度授業料 53万5,800円
- 4年間でかかる学費 242万5,200円
公立大学
- 入学金 39万2,391円
- 初年度授業料 53万8,734円
- 4年間でかかる学費 254万7,327円
私立大学
- 入学金 24万9,985円
- 初年度授業料 90万4,146円
- 4年間でかかる学費 386万6,569円
4年間の学費は国立大学と公立大学より私立大学のほうが100万円以上多くかかります。
大学や学部によっては、学年により授業料が上がったり、実習費や施設設備費を徴収する学部・学科もあります。
東京家政大学の初年度納入金(2023年度参考)は、1番学費の高いのは健康科学部看護学科で以下の通りです。
■ 入学時納入金
- 入学金:260,000円
- 授業料:1,020,000円
- 施設設備維持充実費:320,000円
- 学生正課外活動費:2,500円
- 後援会費:25,000円
- 合計: 957,500円
■ 入学後納入金(10月納入)
- 授業料:510,000円
- 施設設備維持充実費:160,000円
- 実験実習等経費:250,000円
- 合計:920,000円
入学時納入金と入学後納入金(10月納入)を合わせた初年度は合計は1,877,500円です。
2年次以降の1,040,000円が必要です。
4年間で総額4,997,500円が必要です。
その他にも、教材費や実習費なども都度必要な費用があります。
大学生は、寮や下宿する方も多いのでより多くの費用がかかります。
東京家政大学の学費は、私立大学の平均よりも高いので、お金持ちの方が多い可能性があります。
東京家政大学では、成績優秀者に授業料の半額免除給付制奨学金があります。
学費が高くて、東京家政大学に行くのを迷っている方は以下の制度を使えるといいですね。
①「新入生成績優秀者奨学金制度」
入試における成績優秀者に対し、1年次後期授業料免除の形で給付
[大学370,000円(看護学科・リハビリテーション学科は500,000円)、短大350,000円]
②「在学生特待生奨学金制度」
(後期授業料免除の形で給付[大学380,000円(看護学科・リハビリテーション学科は510,000円)、短大360,000円])
大学2~4年、短大2年の各学年・学科・専攻から若干名
東京家政大学の良い口コミ1:専門的な学部が多く、就職率が高い
東京家政大学では、専門知識を学ぶための学部が多くあり、2022年度の就職率は 97.9%と高くなっています。
東京家政大学では、女性の生き方・働き方を支える、さまざまな領域での長きにわたる人材育成に、深く多彩に関わっています。
新卒の就職支援だけでなく、卒業生の再就職支援に関するサポートも行ってくれているという口コミが多くありました。
栄養学部や健康科学部は特に人気の学部です。
栄養学部では、管理栄養学科・栄養学科の2つの専攻が設置されており、食と栄養に関する分野の専門家を養成しています。
管理栄養士科では、管理栄養士国家試験において、2019年度の合格率は98.9%と高い合格率を誇っています。
健康科学部では看護学科とリハビリテーション学科があり、2021年の看護師国家試験は99.0 %、助産師と保健師の国家試験は100%のかなり高い合格率です。
リハビリテーション学科では、2021年度の作業療法士国家試験(作業療法学専攻)は82.4 %、理学療法士国家試験(理学療法学専攻) 80.6 %と高い合格率です。
他の学部でも国家資格や免許、資格取得のためのサポートを行ってくれているので、より専門的な知識を得ることができて、将来設計をより確実なものにすることができますね。
東京家政大学の良い口コミ2:施設設備が整っている
学科によって使う建物が分かれており、各学部がしっかりと専門的な知識を学ぶための施設や設備が整っているという口コミがありました。
家政学部では、服を作るための、工業用ミシンやアイロンも揃っておりどの実習室もミシンやアイロン、道具があります。
心理カウンセリング学科はカウンセリング専用ルームや、図書館は2種類あり、小説等娯楽用と調べもの用図書館があり各学科の専門書が豊富にそろっています。
幼稚園が併設されていて、こども学科の教育実習が行われていたり、ピアノも50台ほどあるので、練習を自由にすることもできます。
かせい森の放課後等デイサービス「つくし」、かせい森のクリニックなどの施設が併設されており、子ども支援学科・看護学科・リハビリテーション学科の学生の実習の場としても利用されています。
実際の現場で実習を積むことで、知識と技術だけではなく、責任感や将来働くための姿勢なども同時に学ぶことができます。
作業療法学専攻では『発達と作業療法学演習』の授業科目、理学療法学専攻では『発達と理学療法学演習』の授業科目で、障がい児教育を含めた発達障がい児リハビリテーションの知識と技術を体験し学んでいます。
専門的な知識を学ぶために、実際の施設に行って学んだり、学校内に専門の機械や施設、設備が整っていると学ぶ意欲もあがるのでよいですね!
実際のところさまざまな声が上がっているようでこちらの記事も参考になると思います。
東京家政大学はどんな人に向いている?
東京家政大学は以下のような方に向いていると思います。
- 専門的な知識を得たい方
- 看護師、栄養士などの国家資格を取得したい方
- 施設設備が整った大学に行きたい方
東京家政大学では、看護師や理学療法士、栄養士などの国家資格の合格率が高く、専門的な分野において学ぶ環境やサポートが整っています。
施設設備も整っており、各学部に必要な専門的なものも揃っており、実際の施設に行って専門的なことを学ぶことができるのも魅力的です。