今回は品川翔英高校について紹介します。
品川翔英高校はどんな学校?偏差値は?
品川翔英高等学校は、品川区にある私立の中高一貫高校です。
以前は小野女子高校という女子校でしたが、2020年共学校化しました。
部活動においては、運動部、文化部ともにたくさんの部活動があり、活動状況も盛んです。
インターアクトクラブやバルーンアートクラブといった個性あふれるクラブもあります。
偏差値は、50~60で東京都内私立高390位中102位となっています。
教育カリキュラムは、難関進学コース、国際教養コース、特別進学コース、総合進学コースがあり、自分のレベルや進学の目的に合わせて選ぶことができます。
品川翔英高校が「やばい」との声はなぜ?
品川翔英高校を検索すると、「やばい」というワードがでてきます。
一体なぜなのでしょうか。
やばい理由:校則がない!
品川翔英高校にはなんと、校則がありません。
生徒自ら考え、行動する自主性を重んじているためです。
そのため、染髪やピアスなどおしゃれを楽しんでいる生徒もいますが、あまりに華美な場合は、注意を受けるようです。
しかし、他校に比べるとかなり緩いため、外部の人から「やばい」と言われてしまうのでしょう。
校則がないことに魅力を感じて入学を決めた生徒もいますが、実際入学してみると、ドレスコードなどある程度の決まり、暗黙の規則のようなものはあり、そこに不満を感じる生徒もいるようです。
やりたい放題できるわけではもちろんありませんが、生徒の自主性を大事にし、自立を促してくれる学校です。
品川翔英高校はお金持ち学校なの?
品川翔英高校を検索すると、「お金持ち」というワードがでてきます。
実際どうなのでしょうか。
品川翔英高校は、私立の高校です。
国からの授業料の助成などがあるとはいえ、やはり公立の高校よりは、お金がかかります。
また、中学受験をして、6年間品川翔英に通う生徒もいます。
公立の中学校に行かず、わざわざ中学受験をするご家庭というのはやはり、一般家庭よりも裕福な家庭が多いため、お金持ちの生徒がいるのは当然でしょう。
しかし、品川翔英高校の学費が、他の私立高校に比べて特段高いということは全くありません。
私立高校の平均的な学費です。
ですから結論としては、一部お金持ちのご家庭もあるが、普通のサラリーマン家庭も多く、特別お金持ちが多い学校とは言えないでしょう。
品川翔英高校の強み1:生徒が担任を選ぶメンター制

品川翔英高校では、担任制ではなく、生徒が担任を選ぶメンター制を取り入れています。
メンターとは、生徒が選ぶ(担任)教諭のことです。
メンターは日々生徒と関わりながら、生徒が挑戦をするきっかけを作ったり、自己調整学習を身につけさせたりして、生徒が自主的・自律的に行動できるようサポートする役割を担います。
自分で先生を選べるので、先生を選べない担任制と違い、先生との距離感が初めから近く、とても相談しやすいのは最大のメリットです。
自分で決めた先生であれば、先生のアドバイスにも素直に耳を傾けることができますよね。
生徒と先生とはいえ、やはり相性はあります。
メンター性では、自分で好きな先生を選べるので、学校に来るのが楽しくなりますし、より、自分の学習や進路の相談もしやすくなるでしょう。
品川翔英高校の強み2:コース、カリキュラムが充実している

品川翔英高校では、難関進学コース、国際教養コース、特別進学コース、総合進学コースがあり、自分の進路希望に沿ったコースを選び、学ぶことができます。
また、高校2年からは、自分の興味・関心や受験に必要な講座を自由に選択できる“ADVANCED SEMINAR”を全コースで採用しています。
生徒が自分の興味・関心や進路に合った講座、また受験に必要な講座を選んで受講できる自由選択の授業です。
教科ごとにレベルを変えたり、希望学部に合うSEMINARを受講したりすることで、受験勉強の効率化を図ることができるので、志望校合格に確実に近づけます。
大学のように、自分で必要な授業を選択できるのは、この学校の特徴であり、魅力の一つでしょう。
品川翔英高校を卒業した有名人
品川翔英高校は小野学園女子高等学校が2020年共学化した学校です。
共学化する前の小野学園女子高等学校時代の出身有名人として、バレーボール選手の三橋聡恵さんと、歌手の森昌子さんがいらっしゃいます。
ただ、森昌子さんは、芸能活動を開始してからは小野学園を退学し、堀越高校に入学されています。
品川翔英高校の学費
学費をご紹介します。(2021年度入学生の場合)
高校1年生
入学金・施設費 | 450,000円 |
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授業料・諸会費 | 612,000円 |
積立金・預り金 | 180,000円 |
制服・靴類 | 146,079円 |
高校2年生
授業料・諸会費 | 612,000円 |
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積立金・預り金 | 204,000円 |
高校3年生
授業料・諸会費 | 612,000円 |
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預り金 | 108,000円 |
※入学後、経済的理由(家庭の事情・天災・人災等)で就学が困難となった場合、授業料を減免する制度があります。(基準要件があります。)
品川翔英高校の進学実績やサポート体制
品川翔英高校では、進学サポートとして、ラーニングセンターを設置しています。
ここでは、生徒一人ひとりに合った学習計画を専門指導員と一緒に作り、その学習計画に沿った課題をAIや専門の指導員が配信、不明な点をチューターに質問していくという形で、自律学習、個別最適化学習を支援しながら、大学進学までの学習をサポートします。
平日は19時、土曜は18時まで開設し、長期休暇中も開設されています。
主な進学実績は下記の通りです。
【国立大学】
電気通信大学 1名、福井大学 1名
【私立大学】
法政大学 2名、明治大学 5名、立命館大学 1名、日本大学 11名、他
4年制大学は毎年、私立大学への進学が大半を占めています。

品川翔英高校の部活動の種類
品川翔英高校には豊富な部活動が存在します。
【運動部】
サッカー部(男子) 硬式テニス部(男子・女子) バスケットボール部(男子・女子) バレーボール部(男子・女子) 陸上部(男子・女子) 卓球部(男子・女子) 水泳部(男子・女子) バドミントン部(男子・女子) ホッケー部(男子・女子) ダンス部(男子・女子) 硬式野球部(男子)
【文化部】
吹奏楽部 バルーンアート部 軽音楽部 演劇部 写真部 イラスト部 インターナショナル部 理科部 お菓子作り部 書道部 美術部 コンピュータ部 eスポーツ部
【同好会、課外活動】
モルック 茶道 華道 棋道 幼稚園ボランティア インターアクトクラブ ピアノソフトテニス SDGs ハンドボール レゴ ボードゲーム
品川翔英高校の文化祭とは
文化祭(志ら梅祭)は毎年10月に開催されています。
品川翔英高校では、各団体が考える企画はもちろん、企画の調整やルール作りなども生徒(実行委員会・生徒会)が決め、運営しています。
令和4年度では、例年のクラス、クラブ、有志の参加に加え、中高一貫部のLT(LEARNER‘S TIME)やメンターウィークの成果なども展示発表を行いました。
外部見学については、予約制ですが、受験生親子と在校生保護者のみ、午前と午後の入替制で参加できます。
品川翔英高校のいじめ対策とは
学校として、いじめ防止策は徹底していますが、やはりどこの学校にでも少なからずいじめのようなものはあるでしょう。
品川翔英高校でも、いじめは一つもありませんとは、言い切れません。
しかし、同校では、メンター制でメンター面談というのがあり、近況を先生と話すことができる仕組みがあります。
自分で選んだ先生ですので、とても親近感が湧き、相談しにくい内容でも相談できます。
またteamsというアプリのメッセージ機能などでも連絡も取れるので、先生のところにわざわざ行かなくても相談できますので、直接対面で話すよりも気軽に相談できるのは大きなメリットです。
品川翔英高校はどんな人に向いている?
品川翔英高校は、自主性を重んじる高校です。
校則に縛られたくない、自分で担任を選び、気の合う先生に相談できる環境がほしいという人におすすめの学校です。
生徒主体で活動することが多いので、自由の中で自分を律して行動できる人に合っている学校といえるでしょう。
品川翔英高校の基本情報
品川翔英高校のアクセス
最寄り駅「西大井駅」より徒歩6分、大井町駅より徒歩12分です。
品川翔英高校の広報
品川翔英高校ではSNSを通じて情報を最新の発信しています。
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