今回は世界的にも人気が高いPsyについてご紹介します。
Psyってどんな人?
Psy(サイ)とは、韓国を拠点として活動しているアーティストです。
1977年12月31日に、韓国のお金持ちが集結する江南(かんなむ)区で生まれました。
本名はパク・チェサンで、作詞作曲以外にもダンサーとしても活動しています。
かなり裕福な家庭で育ち、大学はアメリカの名門ボストン大学へ留学。
しかし、出席回数5回未満でアメリカの名門バークリー音楽大学へ転入しました。
デビューは2001年1月ですが、思ったほど活動を続けられないまま、2010年に大ヒット曲「RIGHT NOW」が誕生。
世界的にヒットしたのは、代表曲でもある「江南スタイル(Gangnam Style)」です。
一躍有名なラッパーになり、アメリカの「ビルボードチャートHot 100」で、最高2位に上昇しました。
2019年1月には、「P NATION」総合エンターテイメント創作事務所を設立し、まだまだ音楽業界から期待されているアーティストの1人です。
Psyが人気の理由とは?
Psyが人気の理由をまとめました。
1.Psyのキャラクターが独特なため
2.「江南スタイル」が歴史的ヒット曲のため
Psyが人気の理由1:Psyのキャラクターが独特なため
まず1つ目は、Psyのキャラクター、見た目の印象が独特だったからでしょう。
K-POPスターと言えば、美男美女でモデルのような体型のメンバーで構成されたイメージが多い中、Psyは、見た目は普通のおじさんで身長は168㎝と低めです。
しかし、踊れば足取り軽く華麗なステップを踏み、歌えばパンチの効いたボイスで披露。
小太りで愛くるしい見た目とは反比例した組み合わせが、世界的にウケたという事が言えます。
これが、日本でいう「パパイヤ鈴木」さんに位置するという声もありますが、少し納得ですね。
Psyの性格は、冗談が多く韓国のバラエティ番組では多く出演。
女性に、「笑顔が赤ちゃんのように可愛い」と言われば、「僕のボディラインも新生児のようなボディライン」と返し、「ピアスをすると猪八戒になっちゃうんです」とお茶面な部分も多く見られます。
女性にモテたいため、話術を習得したというエピソードもありました。
デビューの時からライブに強いPsyは、韓国では”コンサートが面白いアーティスト”としてとても有名です。
Psyが人気の理由2:「江南スタイル」が歴史的ヒット曲のため
Psyと言えばギネス記録の「江南スタイル」です。
公開から2カ月で1億回数を突破し、そのままの勢いを保ち、発表から10年が経過した2022年4月25日時点で約44億回再生数に突破しています。
そしてその年の2021年4月~2022年4月までの1年間で、8億3100万回再生されたという記録があるのです。
世界的歌姫レディガガでも、「ポーカーフェイス」が約3年で1億3,000万回再生数でした。
十分凄いのですが、江南スタイルがどれだけすごいか、数字を見れば伝わりますね。
日本では、最初は流行ったもののそこまで長続きしなかったのが現状です。
ベトナムや韓国、アメリカ、インド、メキシコでは今でも人気が高いため、再生回数が伸びているのでしょう。
この1曲で世界の音楽界に衝撃が走ったといえるのも過言ではありません。
最先端のエレクトロサウンドとクセのあるラップのフレーズが、誰もが口ずさみたくなる曲となっています。
ビートに乗せて「馬乗りダンス」したくなりますよね。
Psyはどんな人に向いている?
Psyの曲は、ユニークな表現が多く、コラボも多いアーティストです。
新しい刺激が欲しい人や、気分転換をしたい人、盛り上がりたい時におすすめの曲でしょう。
一度聞くと頭から離れないリズムで、中毒性のある音楽が特徴です。
独特なダンスやMVも人気を集めていますので、気になる人は一度ライブも参加してみて下さい。
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