MENU

マークXの中古が安い理由はセダンの低迷?激安なのはなぜ?購入が向いている人も調査

マークXの中古ですがなぜ安いのでしょうか。

今回は安い理由や評判について調査しました。

目次

中古のマークXが安い理由

中古のマークXの価格が安い理由は『国内セダンの人気の低迷』が原因だと考えられます。
初代マークXは2004年に6気筒FRセダンとして登場しました。

希少なFR車で、6気筒エンジンを搭載した車が、新車で300万前後の価格で買えることからコストパフォーマンスに優れた車として貴重な存在でした。しかし2019年に生産が終了しています。

生産停止になった理由は、『国内セダンや大排気量の車が売れなくなり、販売を縮小した。しかし、その後も売れることはなく、最終的に生産停止に追い込まれてしまった。』とのことです。
セダンの人気が低迷したのは、乗り降りのしにくさや運転のしづらさ、積載量などの問題、そして何よりミニバンやSUVの台頭が大きな原因です。
セダンは車に乗り込む際に屈み込まないといけないため、高齢者や妊婦、子育て世代には不向きです。

また、子育て世代には荷室の大きなミニバンが人気となりました。セダンも積載容量は多いですが、大きな荷物を積み込むにはミニバンの方が有利です。

更に、近年ではSUVがその多目的性や運転のしやすさから人気になりました。
今や自動車メーカーのライナップに、SUVがないところはないと言っていいほどです。
セダンは、ミニバンやSUVに人気が集中した煽りを受けてしまいました。マークXも例外ではありません。
その影響は中古車市場にも及んでいます。
在庫が市場に溢れると、売るために価格を下げます。それでも売れなければさらに価格が下がり、結果値崩れが続くことになります。

マークXが不人気な理由とは

マークXの中古車の価格が安いのは、セダン全体の人気の低迷という大きな原因があることをお伝えしました。 

続いて、マークX自体にも人気がない理由があるのかを探ってみました。
口コミを見ていると『維持費』が気になるという声が非常に多くありました
多くの人が燃費に不満を持っているようです。

口コミから推測すると、実際の燃費は街乗りで7~9km/Lとなっています。マークXには、排気量が2.5Lと3.5Lのモデルがありますが、両者に大きな差はないようです。
ハイブリッド車や軽自動車など燃費が20km/L近い車と比べると、ガソリン代はで約2倍です。
マークXの燃料タンクは70Lで、ガソリンを満タンにした場合、約1万円で500~600kmほど走行できる計算になります。

毎日通勤で車を使うのであれば、ガソリン代の高さは覚悟しておかなければいけません。
初代マークXは、ハイオク仕様のため、更に高額になります。
車体価格が安くても維持費が高いと経済的に負担になってしまいますので購入の際は注意が必要です。

マークXの良い口コミ

評価の良い口コミも見て見ると『走行性能』と『乗り心地』が良いという口コミが多いです。
中には、動作性能がイマイチという声もありますが少数派で、2.5Lモデルでも加速性能は十分と満足するユーザーが多くみられます。

3.5Lモデルは、パワーやトルクを持て余すというコメントがでるほどの実力です
乗り心地に関しては、段差で突き上げ感があるという口コミが数件見られるものの、それ以上に静寂性や安定性が非常に優れているという評価が多くみられました。

マークXのプラットフォーム(車の骨格のこと)は、トヨタの高級セダンであるクラウンと共有されています。エンジンに関してもレクサスのISやGSと同じ物を搭載しているということから、車の完成度の高さが伺えます。

マークXはどんな人に向いている?

マークXはクラウンやレクサスなどといった高級車と同じ部品を多く共有していますが、マークXは高級セダンではなく“スポーツセダン”です。
内装の高級感はありませんが、車重は軽いです。
高級感はなくてもいいからパワーのあるセダンに乗りたいという人には魅力的な車だと言えます。
街乗りメインで高速道路はあまり利用しない人や普段から速度を出さない人は2.5Lモデルでも十分なスペックを持っています。
それでも、せっかくなら車本来の能力を楽しみたいという方は3.5Lモデルを選択されることをお勧めします。
あと、燃費が良くないことから、毎日の通勤で使うよりも週末のレジャーやドライブを楽しむといった使い方のほうがストレスなく乗れるのではないでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次