Kevin’s English Room(通称:KER)は、大学からの友人であるケビン、かけ、やまの3人組によるチャンネルです。
主に海外の文化や言語をあらゆる視点で紹介しています。
3人ともアカペラサークルに所属していたので、音楽系の動画投稿もされています。
個性豊かなメンバーも人気の理由ですね。
ケビン
アメリカのジョージア州生まれ&育ちのバイリンガルで、動画の中心人物です。
日本文化に憧れ、高校1年の時に日本へ来て以来、日本在住です。
英語的な感覚を日本語に変換することに長けています。
かけ
IQ140の頭脳の持ち主です。
英語学習への意欲が低いのですが、その分英語が苦手な日本人視点からの質問が的確であり、要点をとらえた要約や例え話が分かりやすく、多くの共感を呼んでいます。
やま
日英仏のトリリンガルで、幼少期から多言語学習の教育を受けています。
フランスへの留学経験があり、ケビンさんや、かけさんにはない視点からの補足が、視聴者に、より深い海外言語や文化の理解に繋がっています。
ケビンズイングリッシュルームが嫌い?アンチはなぜ?
動画投稿から3年を迎え、YouTubeの登録者数が210万人を超えたKERチャンネルにもアンチはいるようです。
人気になれば嫌いという方も一定数出てくるとは言え、どういった点が快く思われていないのでしょう?
主力になっているアメリカ文化や言語を紹介した動画のタイトルに『アメリカ人(日本人)は~』『ネイティブは使わない~』という、主語が大きいものが多く、「アメリカ人(日本人)でも、これは当てはまらない」というコメントや、「仕事場ではこの話し方はしない」というコメントも見られます。
日本人でも標準語を全員喋っているわけではないことや、友人間で敬語では話さないように、地域性や文化、年代でも違いは出てしまうため、
ある一定の視聴者には言い切ることに不快感や違和感を感じる方もいます。
このチャンネルのターゲット層が、学生や趣味での英語学習者が多いため、教科書で習う基礎的な英語より、同年代の友人との会話を想定した砕けた英語やスラングも紹介しているというのも要因になっています。
また、アメリカの文化や食品を紹介する動画では、サムネイルからアメリカ文化を下げた、日本礼賛動画だと思われることも多いです。
実際の内容は、過度なアメリカ文化の貶めや日本文化を過剰に持ち上げることはないです。
さらに一部では、動画の中心人物であるケビンさんが、ネイティブアメリカ人だと名乗ることに違和感を感じている方も見受けられます。
ご両親が純日本人であり、家庭内では日本語を話していた、という点でネイティブアメリカ人とは言えないのではないか?というような声もあります。
ケビンさん自身はアメリカジョージア州に生まれ、高校までの約15年間はアメリカで過ごしており、学校も日本人学校ではなく、ジョージア州の地元の学校に通っていました。
初期の動画ではケビンさんの事を「アメリカ人」と表記していましたが、そういった声に対応してか直近の動画では「アメリカ育ち」と表記されています。
ケビンズイングリッシュルーム「やまちゃん」が体調不良?病気だった?

「やまちゃん」の検索関連ワードに「体調不良」や「病気」など、体調面を不安視するワードが見られ、ご心配な方々も多いはずですが、KERのやまちゃんは病気なんでしょうか?
まず結論から、『KER』の「やまちゃん」は病気ではありません。
『ちゃんねるガードマン』の「やまちゃん」が、昨年肺気胸で緊急手術を行っています。
数週間後に退院されており、今年一時期脱退などありましたが、現在でも『ちゃんねるガードマン』のチャンネルで、元気な姿を見ることが出来ます。
気胸は、若い患者さんだと男性・長身・やせ型が多いという特徴があるようです。
『ちゃんねるガードマン』の「やまちゃん」も、『KER』の「やまちゃん」も身体に気を付けていただきたいですね。
ケビンズイングリッシュルームが人気の理由とは
日本やアメリカ文化をコミカルに分かりやすく紹介する一方、今までの英語学習系の動画にはなかった英語の細かなニュアンスの深掘りや日本人が感じやすい疑問点の徹底した解消、企画動画ではアメリカ・日本の文化を、三人の異なった視点で知る事ができます。
そして、この三人のキャラクター性や空気感、仲がいいが心配りのある距離感が見ている視聴者にも心地良さを感じさせているはずです。
日本テレビ系列『マツコ会議』に出演した際に、マツコ・デラックスさんには「安心感というか、商業的じゃないように見えるのよ」とも評されており、過度なパフォーマンスを行わず自然に映る三人の姿に視聴者は安心感を覚えるのでしょう。
海外の方からのコメントで「日本語学習に見ています」と多数の方がコメントしていました。
海外の方からも自然な日本語や日本文化を知れる動画になっています。