慶應義塾幼稚舎は、東京都渋谷区恵比寿にあり、日本で最も古い私立小学校の1つです。
「幼稚舎」という名前から幼稚園と勘違いしてしまいそうですが、実は小学校なのです。
2023年度の慶應義塾幼稚舎の倍率は10倍前後ですが、その倍率では測れないほど格別の人気を誇る学校です。
一貫教育が行われている慶応義塾大学の卒業生には数々の著名人や有名人が多く、セレブ校としても有名です。
日本で慶応の名を知らない人はいないと言ってもいいほど、誰もが知る有名校となっています。
慶応幼稚舎が「やばい」との声はなぜ？
「慶応幼稚舎」と検索すると、「やばい」というワードが出てきます。
一体なぜなのでしょうか。
慶応幼稚舎は、「日本一の小学校」と呼ばれることもあり、「スーパーエリートキッズ集団」というイメージをお持ちの方も多いでしょう。
アイドルグループ・嵐の櫻井翔、元テニス選手の松岡修造、政治家の岸信夫など数多くの著名人を輩出しており、その知名度は言うまでもありません。
創立は1874年（明治7年）で、歴史を誇る名門校。
幼稚舎に入学すれば受験をせずにエスカレーター式に慶應義塾大学まで進学できるため、6歳にして「慶應卒」のエリート人生が約束されるわけです。
まさに「やばい」学校ですよね。
一般庶民からすると、家柄がよく、両親が優秀で、お金持ちの子が行く印象が強いため、いい意味で「やばい！」「とんでもない！」そう言われているのでしょう。
また、幼稚舎の初年度に必要な学費は160万円、寄付金や塾債（学校債）を含めれば6年間で1000万円近くかかるとも言われ、その金額も「やばい」ですよね。
親の職業としては大手のサラリーマンの方や会社経営者、医師、弁護士、政治家なども多く、所得の高い家庭が多いのも事実です。
人にもよりますがママ友との交流費、習い事など学費以外にもかかるお金は多いので、一般家庭で受験する方は少ないかもしれません。
私立の中でも、学費が高く、まさにお金持ちしか通えない、それが慶応幼稚舎なのです。
卒業された芸能人としては下記のような人が挙げられます。
- 櫻井翔
- Zeebra
- 松任谷正隆
- 森泉
- 松岡修造
- Taka（ONE OK ROCK）
- 近田春夫
- 中村光宏
- 根本美緒
- 都倉賢
慶応幼稚舎の良い口コミ1：圧倒的なブランド力！
慶応幼稚舎に入学する一番のメリットはやはり、そのブランド力でしょう。
幼稚舎に受かれば日本トップクラスの私立大学である慶大にエスカレーターで進学できることになります。
大学受験で慶大を受験するためには、日本でトップレベルの偏差値が必要となります。
そんな大学に入学できることが小学校時代に決まっているなんて、そんなお得なことはありませんよね。
さらに、慶大出身となれば、社会人になってからも慶應出身者のネットワークで守られることも大きな魅力でしょう。
慶大出身の著名人は数えきれないくらいいますし、就職に有利なのはもちろん、その後の出世についても、慶大のネットワークは非常に有利です。
そのため、慶応出身の保護者は、子どもを幼稚舎に入れたいと希望する人が大変多くなっています。
子どもを幼稚舎に送り込めれば、家族そろって強力な慶應ネットワークの恩恵を受けられることがわかっているからですね。
また、同じ慶大生でも、幼稚舎から上がってきた人はエリート扱いされるという情報もあります。
慶應のブランドとネットワークを活用したければ、幼稚舎か遅くとも付属中学から入らなければならず、幼稚舎の人気はとどまることを知りません。
慶応幼稚舎の良い口コミ2：一生モノの友人関係が築ける
慶応義塾幼稚舎は6年間クラス替えがなく、担任の先生も変わりません。
同じ担任が児童一人ひとりの成長を見守り対応できるので、友人関係のトラブルがあったとしても、先生がしっかりと対応してくれます。
また、幼稚舎卒業後も内部進学する子が多く、幼稚舎時代からの友達との交流が続くでしょう。
接する時間が長い分、友人との関係は深く、より強い絆が生まれることは間違いありません。
さらに、慶応幼稚舎には同校を受験できる家庭の子しか入学しませんので、公立の小学校とちがって、自然と同じような環境、ある程度恵まれた子たちが集まった学校で過ごすことになります。
価値観も似ている子たちですので、仲良くなりやすく、気の合う友人にたくさん出会うことができるでしょう。
内部進学をする場合、受験勉強をする必要がないのも魅力で、大切な青春時代を好きな部活や勉強に全力で取り組める環境がそこにはあります。
青春時代をずっと一緒に過ごした仲間との友情は一生続くでしょうし、社会に出てからも、優秀な友人たちが多いというのは大変な武器になります。
素晴らしい仲間に恵まれる人生は大変豊かなものになるでしょう。
慶応幼稚舎はどんな人に向いている？
今回は、慶応義塾幼稚舎についてまとめました。
2024年に創立150周年を迎える日本を代表する伝統校という、唯一無二の環境がそこにはあります。
受験に邪魔されず才能個性を伸ばせる環境、一生モノの友人師弟関係、なにより、「慶応義塾」というブランド力に魅力を感じる、そんなご家庭には慶応義塾幼稚舎への入学をおすすめします。
しかし、慶応義塾幼稚舎に入学し、エスカレーターで慶応義塾大学に進学するということは、大変お金がかかるのも事実です。
金銭的には何も心配がないというご家庭であることは大前提です。