今回は金沢医科大学の評判について調査しました。
金沢医科大学とは
金沢医科大学（かなざわいかだいがく）は、石川県河北郡内灘町大学1-1に本部を置く日本の私立大学です。
1972年創立、大学設置され、大学の略称は金医大（きんいだい）、金医（きんい）などです。
金沢医科大学の偏差値は45〜62.5となっていて、医学部の偏差値は62.5、看護学部の偏差値は45です。
金沢医科大学は、入学金や授業料、実験実習費をはじめとする6年間にかかる費用総額が私立の医科大学で2番目に高く、4,204万3,000円（2019年度）です。
建学の精神は『良医を育てる』『知識と技術をきわめる』『社会に貢献する』としています。
金沢医科大学への入学はやばい？恥ずかしい？
金沢医科大学に入学することが『やばい』『恥ずかしい』と言われていますが、なぜそのように言われているのか実際どうなのかをご紹介します。
金沢医科大学が『やばい』『恥ずかしい』と言われる理由は、
•金沢大学(国立大学：偏差値６９）の医学部と比較してしまうため
• 現役で私立大学の医学部に入るよりも、浪人してでも国立のほうが良いと思っているため
• 偏差値が低かった昔のイメージがあり、現在も引きずっているため
などがあります。
また、金沢医科大学を調べてみると、『Fラン』と出てきます。
実際に入試時点での偏差値は、全国82校ある医学部の中で76位となっています。
一般的にFラン大学とは、
偏差値が35以下、定員割れに伴って偏差値の算出が不可能という定義になっています。
金沢医科大学の偏差値は53〜67となっているのでFランクの大学には当てはまりません。
金沢医科大学の医学部は偏差値が60以上で、倍率は例年15〜39倍にもなる年もあるので、競争率が高く難関大相当です。
金沢医科大学の看護学部は1.2-1.8倍程度の倍率なので比較的入りやすい学部です。
入試時点で偏差値は医学部では下位であっても、多くの生徒が卒業し、医師国家試験に合格し、医師として働いています。
そのため、他の医学部との差はほとんどないですね！
金沢医科大学の良い口コミ1：施設・設備がとにかく充実している
金沢医科大学には、充実した教育設備環境があります。
講義室やグループ学習室、SD医局（第6学年）、SD学習室（第5学年）、学生ラウンジ、学生自習室、クリニカルシミュレーションセンターなどがあります。
シュミレーション練習できるクリニカルシュミレーションセンター（CSC）には、臨床経験豊富な専任管理者がおり、アトミナーセンターでは、解剖学のための教育・研究施設で、ホルムアルデヒドガス対策など、最高水準の安全な環境を整えています。
再生医療センターでは、細胞の分離・培養を行う細胞調製室や、細胞受け入れ室、細胞保存室、細胞出荷室等の他、最新の機器を備えた広い研究室があります。
学生が自発的に学習を深めていける環境があり、クラブラウンジは24時間利用が可能な多目的スペースで自習やミーティングに利用されていて、学生の意欲を無駄にしない環境が整っているという口コミがありました。
毎年のように施設を新築していて、大学病院で実際に使っている器具や機械を実際に使うことができます。
私立大学ならではの、施設・設備が整っているのは魅力的ですね！
金沢医科大学の良い口コミ2：大学のサポートが充実している
金沢医科大学は、6年一貫統合型カリキュラムを実施しています。
カリキュラムの基本単位はユニット式で、基礎や臨床医学を学ぶために必要な基本的な知識を身に着けることを目的としているため、まとめて試験を行うなどということはありません。
6年間を通してキメ細やかな教育体制で質の高い人材の育成を図るため、ユニットは8名程度のグループで構成されていて、少人数で問題解決能力を高めるチーム基盤型学習(TBLチュートリアル)症例検討会等の機会を多く取り入れています。
臨床実習では診療参加型臨床実習（CCS）を導入しており、医療チームの一員として行動することで、症例などを学び、テキストだけでは身につけることができない医師になる際に必要な臨床能力を獲得するために実施されます。
実習中の医学生は、多様なメディカルスタッフとともにチーム医療を学習し、医療行為を実施するための技能やコミュニケーション能力を得ています。
世界医学教育連盟が定める国際基準を踏まえて作成されており、従来型の縦割り教育を廃止し、教育に必要な分野を一貫型のものに統合しています。
講師を招いた講義があり、最新の治療に関する情報について知ることができます。
講義の後には質問や面談などでのサポートも行ってくれています。
しっかり授業に出てテストに受からないと単位は取れないですが、勉強に困ったときには、先生方が親身に相談に乗ってくれて、サポートをしてくれるという口コミが多くありました。
金沢医科大学の教育環境はとても良いですが、授業をサボっていると学長から直々に連絡が来たり、進級できないこともあるのでしっかりと勉強をしていかなければならないようですね！
金沢医科大学はどんな人に向いている？
金沢医科大学は以下のような方に向いていると思います。
•北陸エリアで医学部を探している方
•地域医療に興味がある方
•少人数制のきめ細やかな教育が受けたい方
•施設や設備の整った環境で勉強したい方
金沢医科大学医学部は、北陸エリアに位置する数少ない医学部の一つで、教育・研究等の様々な分野で自治体や他大学等と連携協力しています。
授業は少人数制を積極的に採用しており、きめの細かな教育を受けることができます。
医学を学ぶための施設や設備が整っており、最新の医療を学ぶことができるのも嬉しいですね！