フクロウやミミズクなど猛禽類と触れ合うことのできるフクロウカフェについて紹介します。
フクロウカフェとは
フクロウカフェとは、フクロウやミミズクなど猛禽類と触れ合うことのできるカフェ(喫茶店)です。
2012年頃から、フクロウカフェが流行り都心を中心に相次いでオープンしています。
『動物カフェ』の一種で、癒しが得られると人気を集めています。
フクロウを店内で飼育していて、フクロウを間近に眺めたり触れたりできることを売りにしていて、店舗によってシステムは様々です。
カフェで飼育されているフクロウは、人間に慣れるためにヒナから育てられています。
フクロウカフェが「かわいそう」との声はなぜ?
フクロウに実際に触れることができて、癒しが得られると人気のフクロウカフェですが、一部ではフクロウがかわいそうという声があります。
かわいそうと言われる理由を、3点まとめました。
①フクロウが自由に飛び回れる環境で飼育されていない
フクロウカフェでは、足や手などを紐などで拘束されていて、自由に飛ぶことができないようにされています。
フクロウはじっとしていることが多く飛び回る動物ではありませんが、カフェの営業時間内は自由に飛び回ることができず、同じ場所にいるように強いられているようです。
営業中は人を襲ったり、逃げ出さないために繋いでいるようですが、短い紐で結ばれていることもあり飛びたくても飛べずにその場で羽をバタバタしている姿がかわいそうという口コミがありました。
②水が自由に飲めない
フクロウカフェでは、糞尿が増えることから自由に水を飲めない環境で飼育されているようです。
フクロウは頻繁に水を飲むわけではないですが、必要とする時に自由に水も飲めないのはかわいそうという口コミがありました。
アニマルライツセンターの改善要望により、水を置いているカフェもありますが、すべての店舗で改善されているわけではないようですね。
③止まり木の配置場所が低すぎる
獲物を見下ろす位置で過ごすフクロウは、本来2m以上のところで生活します。
しかし、フクロウカフェでは人が写真を撮りやすいよう低い位置に配置されているため、ストレスを感じるのではないかという口コミがありました。
フクロウの習性とは異なり、ずっと人から見られる高さの止まり木では、かわいそうと思う方もいるようですね。
フクロウカフェの良い口コミ
フクロウカフェには、以下のような良い口コミがありました。
癒される
見た目や種類の違うフクロウたちが沢山いて、見ているだけで癒されるという口コミがありました。
フクロウカフェでは、食事をしながらフクロウとの時間をゆっくりと堪能できます。
フクロウの動きがとても可愛くて、フクロウの表情を見ているだけで疲れた自分の心もしっかり癒されて、フクロウカフェのトリコになっている方が多いようですね!
普段できない体験ができる!
フクロウとの距離も近く、餌をあげたり、触れ合うことができるのはフクロウカフェだけです。
フクロウは基本的には高い位置にいるので、フクロウカフェでしか近くで見ることはできません。近くであまり見ることができないフクロウの餌やりやフライト体験、肩や手、腕に乗せる体験ができて楽しめるという口コミがありました。
モフモフの毛に直接触ることができて、子ども連れでも安心して利用できるのも魅力の一つですね!
フクロウカフェはどんな人に向いている?
フクロウカフェは以下のような方に向いていると思います。
•フクロウが好きな方
•普段できない体験をしたい方
•癒されたい方
フクロウカフェでは、何種類ものフクロウが飼育されています。
フクロウを見ながらゆっくりと食事をしたり、餌やりや肩や手に乗せたりすることはフクロウカフェでしか味わうことのできない体験です。
フクロウの表情を見ているだけで癒されるので、仕事帰りなど疲れている時などでもほっと一息ついて癒される場所ですね!
都内でおすすめのフクロウカフェを紹介
都内にはフクロウカフェが複数あります。
フクロウカフェ初心者の方でも、安心して楽しめるおすすめフクロウカフェをご紹介します。
①フクロウカフェ東京 池袋西口 あうるぱーく
あうるぱーくは、池袋にあるフクロウカフェです。
多くの種類のフクロウが飼育されていて、小型のフクロウであるインドオオコノハズク、ニュージーランドアオハズク、西アメリカオオコノハズクなどお馴染みのフクロウからちょっと変わったフクロウまで、小型から大型のフクロウまで20種類以上のフクロウが飼育されています。
フクロウカフェの入場料には体験料が含まれています。
- 大人1,700円
- 高校生以下1,200円
- 3才以下の幼児は保護者1名様に付き2名様まで無料
フクロウとの触れ合いには、
- 手乗り体験や肩乗り体験
- 記念撮影
- 餌やり(餌代別途¥300)
- フクロウが手に飛んできてくれるフライト体験
などがあります。
あうるぱーくに訪れた際には、鷹匠のように、自分の腕にフクロウが飛んできてくれる体験は日常では得ることができないことなので試してみてください。
時間制限がないのも、あうるぱーくの人気の理由です。(※混雑時は1時間以上滞在のお客様には入れ替わりとなります)
②鳥のいるカフェ谷中本店
2012年に日本初の猛禽類とインコに会えるカフェとしてオープンした「鳥のいるカフェ」。
鳥類の販売をしている会社が経営するフクロウカフェで、人と鳥と森が一体化できるカフェを目指していて、猛禽類を飼っている方は同伴してお店を訪れることもできます。
鳥のいるカフェは入場料+1ドリンク制です
•4歳以上 1,850円(税込)
※ 3歳まで無料。小学生以下のお子様だけでのご入店はできません。
店内には、猛禽飼育歴20年以上のオーナーと飼育のプロフェッショナルであるスタッフが常駐しています。
フクロウとの接し方やフクロウの飼い方についてアドバイスをもらうことができるのも魅力です。
カフェ内に放し飼い専用のスペースが設けられていて、大きな羽を広げてはばたく、のびのびとした姿のフクロウと触れ合うことができます。
スタッフの指示なく、フクロウを手に乗せるなどの行為は禁止されていますが、他では味わうことのできないのびのび羽ばたくフクロウ達を見ることができるのも人気の理由です。