ピアニストとして人気の高いフジコ・ヘミングさんですが、人気の理由や評判について調査しました。
フジコ・ヘミングとは
日本人ピアニストの母とスウェーデン人の父との間に生まれたフジコ・ヘミングさん。
幼少の頃からピアニストとしての才能を発揮していて、コンクール受賞や世界各国でコンサートを行っています。
16歳の時に中耳炎で右耳の聴力を失い、30歳で風邪を拗らせ左耳の聴力も失い演奏家としての活動は一時期休止していました。
その後、1995年60歳を過ぎてから復活リサイタルを皮切りに音楽活動を再開して、ソロ活動や海外の有名オーケストラ、室内合奏者との共演が90歳を迎えた(2023年4月)現在も続いています。
フジコ・ヘミングが人気な理由とは?
ピアニストのフジコ・ヘミングさんが、人気な理由はなぜでしょうか。
フジコ・ヘミングさんが人気の理由を3点考察しました。
人気の理由1:ピアノが人の心を惹きつける魅力がある
フジコ・ヘミングさんのピアノの演奏は、一つ一つの音がよく伸びて、聴いている人たちに語りかけてくれるような綺麗な音です。
テンポの遅さやミスタッチを気にせずに、メロディの始めや、終わりはタッチを緩めるなど、音楽の間の取り方が絶妙なこともフジコ・ヘミングさんの魅力で人気な理由と考察しました。
人気の理由2:言葉の選び方にも魅力や説得力がある
フジコ・ヘミングさんは誰から何を言われても、自分のやり方を通すという信念が強くある方です。
フジコ・ヘミングさんが残してきている名言がたくさんあります。
「間違えたっていいじゃない。機械じゃないんだから。」
「辛いことがあっても私は負けなかった。いつかはこの状況から抜け出せる日が来ると信じていたから。」
「人間はなんのために生きるのかって考えてみると、苦難を乗り越えていくために生きるのだと思う。なにもしないで、生きていこうなんて生き方はだめよ。」
フジコ・ヘミングさんの言葉が多くの方の心に響いて、名が広がっているのも人気の理由ではないかと考察しました。
人気の理由3:フジコ・ヘミングさんの生き方に共感する方が多い
フジコ・ヘミングさんは、数多くの賞を獲得していますが、16歳の時に中耳炎で右耳の聴力を失い、30歳で風邪を拗らせ左耳の聴力も失い演奏家としての活動は一時期休止していました。
耳の治療をしながら、ボランティア活動し、音楽教師の資格を取り、ピアノ教師として生活されています。
60歳を過ぎてからCDデビューやソロ活動を続けながらも収益の多くを、慈善団体に寄付するなどフジコ・ヘミングさんの生き方に人気の理由があると考察しました。
フジコ・ヘミングの良い口コミ
フジコ・ヘミングさんには以下のような良い口コミがありました。
言葉が良い
フジコ・ヘミングさんの言葉には過去に戦争を経験したり、聴力を失ったりと普通の人には経験しないようなことを経験しているため、他の人には思いつかないようなメッセージ性がある、言葉の選び方に説得力があるという口コミがありました。
努力の人
耳が聞こえなくなるというハンデを乗り越え、ピアニストとしてひたむきにがんばる姿は感動する、年齢を重ねても舞台に立つ姿に心を打たれるという口コミがありました。
繊細なピアノの音
ピアノの優しい音、強く弾かずカチカチという音が鳴らない、ピアノを奏でるというような繊細な弾き方に魅力を感じる、感情がこもっているという口コミがありました。
フジコ・ヘミングのプロフィール
- 本名:ゲオルギー=ヘミング・イングリッド・フジコ(Georgii-Hemming Ingrid Fuzjko)
- 愛称:奇蹟のピアニスト
- 生年月日:1932年12月5日
- 年齢:90歳(2023年4月現在)
- 出身地:ドイツ・ベルリン
- 血液型:A型
- 最終学歴:東京藝術大学
- 所属:株式会社テンポプリモ
- 職業:ピアニスト
- 家族構成:父親はロシア系スウェーデン人画家・建築家のヨスタ・ゲオルギー・ヘミング(スウェーデン語版)
- 母親は日本人ピアニストの大月投網子
- 実弟は俳優の大月ウルフ
- 趣味・特技:絵画、裁縫、水泳、バレエ、映画鑑賞