フランスの高級宝飾ブランド「カルティエ」の「トリニティリング」について紹介します。
カルティエのトリニティリングとは
トリニティリングは、1924年に販売が開始された3つの指輪が絡み合うデザインが特徴の指輪のことです。
100年にもわたり、人気を保っています。
フランス語で、トリニティは3つという意味があることから名づけられました。
なぜ有名になったのかというと、ダイアナ妃がピンキーリングとして身に着けたことがきっかけでしょう。
指輪と言えば女性のイメージですが、男性とペアでつけることもできるので、男女ともに愛されています。
また、カルティエと言えば世界5大ジュエラーとして数えられている名門ブランド。
その中で最も人気が高いのが、トリニティリングです。
誰もが憧れる指輪になっていますね。
3つの指輪が1つになっていますが、それぞれ色が違います。
ホワイトゴールドは「友情」、イエローゴールドは「忠誠」、ピンクゴールドは「愛」という意味です。
見た目だけでなく、意味もとてもステキですね。
トリニティリングには、他のカラーや単色もあるので色違いでも楽しめます。
ファッションの一部としてや、おしゃれ目的だけでなくお守りとしても身に着けている人が多くい、愛用している人も良く見かける印象です。
カルティエのトリニティリングが「時代遅れ」との声はなぜ?
時代遅れと言われる理由は主に2つあります。
1.バブル期に流行したため
2.フォルムがゴツいため
トリニティリングが時代遅れの理由1:バブル期に流行したため
バブル期に流行った指輪を今ごろ使いづらいという声がありました。
この意見は一定数あり、「バブル期のイメージが強いため魅力に感じない」という声もあります。
トリニティリングは、「カルチェの三連」という名称で、バブル世代に流行した指輪でした。
男性が女性にプレゼントする最低のラインとして、選ばれていたのがトリニティリング。
つまり、バブル期を知らない20~30代の比較的若い女性からすると「可愛い」「高級感がある」と人気が高いのです。
バブル期を経験している人にとって、「今ごろ」と感じているのでしょう。
また、最低ラインとして選ばれていたことから、今となってなおさら身につけづらいそうです。
バブル期を知らない世代は、母から譲られた指輪などで「昔のもの」という印象もあるようです。
「昔流行したから古い」という勘違いで、時代遅れと言われているケースが考えられます。
グーグルでの検索ピークは、2014年ごろでそこから一時検索回数は減りましたが、安定した推移であることが分かっています。
ひと昔前に流行った指輪ですが、今でも人気を継続していることが分かりますね。
時代遅れや古いというより、指輪の定番になっていると言えるでしょう。
トリニティリングが時代遅れの理由2:フォルムがゴツいため
2つ目に考えられるのは、指輪のフォルムがゴツいためです。
これは、時代の流れとともに「華奢なアクセサリーのほうが可愛い」という考えに変わったためでしょう。
細いアクセサリーの方が、さりげなさがあって上品で、華奢な印象を与えることもできるため人気が高まっています。
トリニティリングにも、細い指輪があるようですが、3つも連なっていると「ゴツい」と感じてしまう人もいるようです。
ゴツいことで、少しおばちゃんっぽいことや庶民は着けづらいと懸念されていることが分かりました。
組み合わせによっては、ダサくなるためセンスがいい人じゃないと着けられないと考えている人もいます。
トリニティリングは、1つで十分に存在感があるのでシンプルにすることがポイントになりそうです。
服装が派手になると、よりバブル感が出て時代遅れを感じさせてしまいますので、注意しましょう。
カルティエのトリニティリングの良い口コミ1:色んな角度で見え方が違う
良い口コミの1つ目が、いろんな角度で見え方が違う事です。
3連になっているので、着け方が通常の指輪とは違います。
3つの輪を合わせ重ねて、指にくるくるとハメこむイメージですが、これが面倒と感じる人もいるようです。
3つを回しながらなので、普通の指輪に比べるとキズが入りやすいので注意がいります。
しかし、3つの輪のどれが上にくるか、手前に来るかで見え方が違ってくるのが特徴。
また、ハメにくいと勘違いしてる人も多くいますが、滑らかに着けられます。
この滑らかさは、当時のカルティエの技術力の高さと計算された設計の上、完成しました。
カルティエのトリニティリングは、今でも名作中の名作でしょう。
そして、デザインもいいことで100年も愛され続けていると言えます。
トリニティリングを着けている人の指を見ると、みなさん細く見えますが、これもトリニティリングの特徴の1つ。
1つのリングだと、直線しか得られないラインが、3つのリングだと斜めのラインが生まれるので、指が細く長くキレイに見えます。
指を細く見せたい人には、おすすめですね。
カルティエのトリニティリングの良い口コミ2:お守りとして着けられる
良い口コミ2つ目は、お守りとして着けられることです。
アクセサリーには「魔力がある」と信じられており、古代エジプト時代から、魔よけとして身に付けられていました。
ピラミッドからは、最古の指輪が見つかっていることから、神秘的なパワーを持つと大事にされています。
現在でも、お守りとして指輪を付けている人は多く見かけますね。
また、幸運を引き寄せる効果を期待し、それぞれ左右の指に着けている人もいます。
ピンキーリングの火付け役でもある、ダイアナ妃のようにピンキーにさりげなくつけるのもおすすめです。
右手なら自分の魅力を高め、左手なら変化やチャンスをもたらすとされているので、パワーアップを期待できます。
あまり目立たせたくないのであれば、人差し指・中指にも似合います。
右手なら集中力や直感を高められ、左手ならポジティブな気持ちや協調性を高める事が期待されるそうです。
お守りとしてや、運気アップとして重宝できますね。
カルティエのトリニティリングはどんな人に向いている?
カルティエのトリニティリングは、誰にでも似合う3連の指輪です。
永久定番リングとして100年も愛され続けています。
年齢を重ねても使い続けたい人や、ファッションスタイルが変化しやすい人でも似合うのが特徴的。
20代では可愛く、30代ではキレイに、40代ではエレガントに見せることが出来ます。
3つの輪のつけ方で見え方が変わり、着ける指で意味も変わるので、おしゃれだけでなくお守りとしても身に着ける事が出来る優れものです。
自分や恋人へのプレゼントで、ぜひ購入したいですね。